【祝・退職】1億円でFIREしてみたら、初日に「無職の絶望」に襲われた話

経済的自由への道

お久しぶりです。前回の更新からずいぶんと間が空いてしまいました。
「あいつ、ブログ飽きたな?」と思われていたかもしれませんが、実は水面下で人生最大級の脱獄計画を遂行しておりました。

この度、私、ついに会社を辞めました!


1億円という数字の魔力と、現実の「え、足りる?」

かつて、私はFIRE(経済的自立と早期リタイア)という甘美な響きに恋をしました。夜な夜な家計簿をつけ、資産シミュレーションのグラフを眺めては「あと10年…いや5年…」と、まるで監獄の壁に線を引く囚人のように過ごしてきたのです。

そしてついに、当初の目標額であった「1億円」の大台を突破。
「これで上がれる!」と鼻息荒く退職願を叩きつけ、晴れて自由の身となりました。

ただ、ここで一つ冷静な報告を。
昨今の恐ろしいまでの物価高や、私の「まあ、これくらいあれば食えるだろ」というガバガバな見積もりを照らし合わせると、正直、1億円では全く足りない気がしています。

「1億あっても不安」なんて贅沢な悩みかもしれませんが、今の私は
「金の卵を産む鶏を飼い始めたものの、鶏の餌代も値上がりしてるし、卵のサイズもちょっと小さくなってるぞ?」
という心境です。

このあたりは今後の「改善代」として、ゆるく稼ぐか、あるいは仙人のように霞を食べて支出を削るか、じっくり模索していこうと思います。


FIRE初日、襲いかかってきた「何者でもない自分」

さて、退職して1週間が経過しました。
さぞかし開放感でスキップでもしているだろうと思いきや、初日の感想は意外なものでした。

「あ、私、何者でもなくなっちゃった……」

会社という鎧を脱ぎ捨てた瞬間、感じたのは解放感ではなく、圧倒的な「無力感」でした。

昨日まで「バリバリ働いて社会に貢献している(風の)自分」だったのが、今日からは
「昼間からパジャマで過ごしても誰にも怒られない、ただの1億持ってる人」です。

「まだ働けるのに」「もっと収入を増やして、より豊かな暮らしを目指せたはずなのに」
という、うっすらとした後悔が頭をよぎりました。

これを世間では「リタイアブルー」と呼ぶのかもしれません。

しかし、人間とは現金なもので、その不安も3日もすれば薄れてきました。


本当の自由は「朝」ではなく「寝る前」に降臨した

リタイア生活といえば「朝、目覚ましをかけずに昼まで寝る」みたいなイメージがあるかもしれませんが、私の朝は相変わらず早いです。

では、私がいつ「あぁ、自由だ……!」と実感しているか。
それは、夜、布団に入った瞬間です。

サラリーマン時代、枕元に忍び寄ってきたのは、明日の仕事のプレッシャーでした。

  • あの上司にメールしなきゃ
  • あの案件、締め切りいつだっけ?
  • 明日の会議、嫌だなぁ……

そんな悶々とした脳内会議が深夜まで続く。あれはもはや「無給の残業」でした。

しかし今はどうでしょう。
次の日の心配がゼロ。
「明日は何をしようかな、やりたいことをやろう!」というポジティブな気持ちだけで眠りにつける。

「明日の心配を1ミリもしなくていい快感」こそが、
私が1億円を積み上げてまで手に入れたかった、真の自由の正体だったのです。


地域の役員は、無給の仕事か「社会への恩返し」か

現在は有給消化期間中で、退職事務の合間に「地域の役員」としての仕事もこなしています。

この役員の仕事、現役バリバリの頃なら
「なんで貴重な休みに、無償でこんな面倒なことを!」
と般若のような顔で取り組んでいたことでしょう。

ところが、時間がたっぷりある今の私にとっては、これが意外と悪くないのです。

適度な「社会との接点」は、無職になった私の心に
「君もまだ社会のパーツだよ」
と優しく語りかけてくれます。

かつての「社畜パワー」を「地域貢献パワー」に転換し、大人の余裕を持って資料作成に励む日々です。


これからのこと

家の掃除も丁寧に行えるようになり、居住空間がピカピカになると、私だけではなく家族も日々が気持ちよく生活できているようです。

役員の仕事が落ち着き、書類地獄を抜け出せば、いよいよ本当の「自由な時間」がやってきます。

今後は、

  • 家庭菜園のリアルな様子
  • 1億円で本当に足りるのかという家計管理

などを、このブログで赤裸々に綴っていこうと思います。


「お金はあるけど、ちょっと不安。でも、夜はぐっすり」
そんな元サラリーマンの余生、ぜひ生温かい目で見守ってください。

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