土いじりって、まるで人生みたいですね。急がず、焦らず、でも確実に前進する…そんなことを思った土曜の午後。こんにちは、我が家の0.5平方メートルの小さな畑から、土壌改良の経過報告です。
さて、今回は珍しく耕していません!
「おいおい、やる気失せたのか?」というツッコミが聞こえてきそうですが、理由があります。どうやら耕しすぎは逆効果になることがあるそうで。
土の中に埋めた雑草を分解してくれる微生物たちは、ある程度落ち着いた環境が好きらしいんですよね。毎週ガッツリ土をかき回されては、微生物も「ちょっと!住みにくいんだけど!」と引っ越してしまうのかもしれません。
ということで、今後は隔週耕しルールに。かわりに、微生物応援グッズとして納豆菌入り水と米のとぎ汁は継続投入中です。納豆、今日もありがとう。
観察日記:見た目は同じ、でも違う!
さて、見た目の変化は…正直、ありません!
前回、「お、うちの畑、ちょっとそれっぽくなってきたかも?」なんて舞い上がってたんですが、それ、もしかして…錯覚?
今回改めて見ると、畑ゾーン(右)とその隣の何もしてないゾーン(左)が、色も形もまったく同じに見えるんですよね。

ただ、違いは触れば分かる!
なんと、畑の地面を軽く押すと、へこむんです。ポフッと。これはもしかして…ふかふか?
地面ってへこむもんなんですね。これまで石と戦っていたゴツゴツ地面とはまるで別世界。やはり、土にも触れ合ってみなければ分からないことがあるという教訓でした。
調査報告:「土壌改良完了って、いつ?」
毎週手を加えながらも、ふと思ったんですよ。「で、いつ完成なの?」
というわけで調べました。
答えは…雑草が生えたら完成。
…ん? 雑草?それ、むしろ敵じゃない?と思ったんですが、土がふかふかして、微生物の活動が落ち着いて、地温も下がると、雑草が育ちやすくなるとのこと。つまり、雑草が生える=発酵が終わった証拠というわけです。
現在の我が畑には、まだ雑草の姿なし。中に埋めた分解途中の草たちが、いまだ健在なので、もう少し時間がかかりそうですね。

裏作業:土が足りない!裏で進行する第2の計画
実は今、畑とは別枠で土づくりをしています。
というのも、石を取り除いたぶん土の高さが明らかに足りてない。このままでは畝を立てる余地すらないという致命的な問題。しかも、地面が低くなったぶん、雨が降ったら水が溜まりやすい→根腐れしやすいというリスク付き。
そこで、土の追加が必要!という判断に至り、ただいま裏のスペースで新たな土壌改良プロジェクト第2章がひっそり進行中です。
材料は相変わらずの雑草・米ぬか・とぎ汁・納豆菌の4点セット。
この追加土がいい感じに発酵してきたら、既存の畑に盛って高さと栄養の両面アップを目指します。

鳥の陰謀:畑、狙われてる説。
最後に、ちょっとした観察日記。
最近、畑周辺に白黒の鳥がよく来るようになりました。スズメは前からいたけど、あきらかに新顔。私が近づくと、ちょっとだけ飛んで、2mくらい離れてじっと見てくるんですよ。逃げる気ないのか、君たち。
これはもしかして…畑、狙われてる?
まだ植えてないけど、この粘着力。きっと作物を植えたら、秋には「人類 vs 鳥類」の仁義なき戦いが始まる予感。
今から鳥対策も考えておかないといけないかもしれません。案外、畑づくりより大変だったりして…。
おわりに
というわけで、今回は耕さず、観察と軽作業の日でした。見た目には分かりにくいけれど、手触りや微生物たちの活動にはちゃんと変化が起きている気がします。
「ふかふか」が土壌改良の第一歩。そして、「雑草」が完成のサイン。
なんだか面白くなってきました。来週も引き続き、じっくり観察と微調整を続けていきたいと思います!
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