「FIREして本当に大丈夫?」インフレ時代の資産形成を再考してみた

経済的自由への道

「FIREしたら毎日のんびりコーヒーでも飲みながら、投資で資産が増えていく…そんな夢、今の時代でも叶うと思いますか?」

FIRE(経済的自立&早期退職)という言葉に夢を抱いたものの、最近の物価上昇や円安、スーパーでの「え、また値上がり⁉」という体験に現実を突きつけられている人も多いのではないでしょうか。

今、FIREを計画するなら、「インフレを味方にできるか」がカギになるかもしれません。今回は、インフレ時代におけるFIREの注意点や現実的なシミュレーション視点について、ちょっと真面目に考えてみました。


◆ インフレ時代、現金は「貯める」から「目減りする」へ

かつては「貯金こそ美徳」と言われた時代。しかし今では、銀行にお金を置いておくだけでは実質的な価値がどんどん減っていく時代に突入しています。

たとえばインフレ率2%が続いた場合、10年後には100万円の価値が約82万円相当になります。つまり、現金のままでは“目減り資産”になりかねないのです。

だからこそ、FIREを目指すなら投資はマスト。でも、ここで落とし穴がひとつ。


◆ 名目リターンではなく「実質リターン」で考えよう

インデックス投資(たとえば全世界株のVT)などでは、名目のリターンはおおむね年率8%ほど。でもインフレが2%あれば、実質的なリターンは6%

しかも、将来インフレがもっと加速すれば、実質リターンはさらに下がる可能性もあります。

「株はインフレに強い」と言われますが、インフレ>株の成長の時代が来ると、投資しててもお金が“実質減る”ことだってあるのです。


◆ 支出も年々ジワジワ上がっていく…

ついついFIRE計画では、「今の生活費×年数」で支出を固定して考えがち。でも、物価が毎年上がるなら支出もそれに応じて上昇します。

たとえば月25万円の生活費が、インフレ2%で20年後には約37万円に。FIRE後に「こんなはずじゃ…」と頭を抱えないためにも、支出のインフレ調整は絶対に必要です。


◆ 労働収入と年金ではインフレ耐性が全然違う

過去の世界的な統計を見ると、インフレ期には賃金もそれなりに上がってきた傾向があるそうです。つまり、働いているうちはインフレの影響をある程度カバーできるということ。

ただし、問題はFIRE後に頼る年金。日本では「マクロ経済スライド」という制度があって、物価が上がっても年金の増加率は抑えられる仕組みになっています。

たとえば、インフレ率が2%あっても、年金の増加は0.9%程度にとどまる可能性も(ChatGPT調べ/エビデンスは薄めですがたぶん合ってる)。

つまり、FIRE後は“収入側のインフレ耐性が弱まる”リスクがあるということです。


◆ FIREが難しくなるのは残念…でも、だからこそ再設計!

ここまで読んで「なんだよ…FIREなんて夢物語じゃん」と思った方。うん、気持ちは分かります。

でも、環境が変われば戦略も変えればいいんです。

たとえば:

  • フルFIREでなく「サイドFIRE(ゆるく働く)」にする
  • インフレ率3%のシナリオでも耐えうるシミュレーションを作る
  • 投資先を世界全体で分散しておく(日本の物価上昇に依存しない)

などなど、「環境に合わせて計画を見直す」ことがこれからのFIREの鉄則です。


◆ 最後に:「インフレ耐性」がFIREの命運を分ける

これまでのまとめをざっくり整理すると:

  • インフレ=現金は危険
  • 投資は必要だが、実質リターンで考えるべし
  • 支出インフレにも注意
  • 年金はインフレに追いつかない可能性が高い
  • FIRE計画の再設計が必要!

FIREは“夢”だけれど、ちゃんと現実と向き合えば、自分に合ったFIREスタイルは必ず見つかるはずです。

今後はこれらを踏まえてライフプランを考えていこうと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました